国際家族の子育てにおいて、言語は常に最大の関心事の一つ。
日本に住む友人からは「子供がバイリンガルなんて羨ましい!」と言われます。現地のママ友からは「家庭で日本語を維持するなんて大変ね」と同情されます。でも実際のところ、3つ以上の言語が飛び交う環境で、子供の言語をバランスよく育むことは、羨ましがられるほど簡単なことではありません。
一番の後悔:「ベースとなる言語」の選択
国際結婚だった私は、子供の言語の心配を一番にしていました。
そして言葉が少し遅かった長女。私はそれが日本語と英語が混ざっていることに起因しているのではないかと懸念していました。
その結果、家族の共通言語である「英語」を優先的に話すようにしていました。
これが後に私の最大の後悔につながります。ただ、一つ言えることは「まだ遅くはない」という強い確信です。
そして今、それぞれの言語の底上げを図るべく、子供たちはさまざまな事柄を通じて4言語を学び使っています。
試行錯誤の末、私たち家族がたどり着いたのは、3つのシンプルなルールでした。今日は、言語教育の専門家ではなく、一国際家族としての私たちの実践的なアプローチを共有したいと思います。
1.言葉のシャワーを浴びせる
子育てを通じて学んだことは、子供の脳みその柔らかさ。
可能性がある限り、使ってほしい言語をとにかく浴びせようというフィジカルなアプローチを実践しています。
ちなみに子供たちが使う言語は
- 英語
- 現地語
- 日本語
- フランス語
特に足りていないと感じる日本語とフランス語に関しては、現地の補習校や放課後のレッスンに通うことで補うようにしています。
2. 読み聞かせを通じて言語に興味を持たせる
絵本の読み聞かせは、言葉の「字」と「音」に触れる絶好の機会です。
英語の本は一緒に、日本語の本は私が、フランス語の本は夫が音読することで、その言葉のリズムや母音などを自然に学んでいるように感じています。
3. 気長に子どもの興味を待つ
第三国に住む家族であれば当然なのですが、普段間近に触れていない言語を学ぶことは容易ではありません。
実際のところ、子供たちにとって生きた言語である現地語のほうが、両親の母国語よりも理解しています。
言葉のシャワーを浴びせながら、本人の興味が湧くのを待つのも重要なポイントです。
日本滞在を通じて子供たちがぐっと日本語に興味を持ちましたし、いつか夫の母国に行けばフランス語に興味がわくかもしれません。
課題に感じていること
我々のルールのもと、多言語を学んでいる子供たちではありますが、親としての将来の言語への不安は耐えません。
日本語の読み書きとなるとレベルがぐっと上がり、学習時間を要します。
現地のスクールでの宿題なども合わさると、こどもたちの負担は相当なもの。
どれだけ効率よく、あまり負担にならない方法で日本語やフランス語を学べるのだろうかと模索する日々です。
いい解決方法や学習プログラムなどが見つかれば、いつかこのブログで共有したいと思います。